前田博士の相談室 < オリジン生化学研究所について食事と健康古代米についてオリザロース(低分子米ぬかアラビノキシラン)とは機能性食品開発の経緯

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前田博士がオリザロース(R)(低分子米ぬかアラビノキシラン)についてお答えします。
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Q.発酵させた古代米にはどんな機能性成分が含まれているのですか?

A.もともと玄米が持っているタンパク質、ビタミンB1・B2・E、ナイアシン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどの機能性成分に加えて、アントシアン、ガンマアミノ酪酸(ギャバ)がより多く含まれます。これは弘前大学が開発して特許を持つ技術です。また、新しく低分子米ぬかアラビノキシラン(オリザロース(R))が発酵によって生まれます。

「アントシアン、ギャバが豊富で低分子米ぬかアラビノキシランが含まれます」

Q.オリザロース(R)(低分子米ぬかアラビノキシラン)とは何ですか?

A.古代米の発酵過程で種皮の部分が分解されて生成したヘミセルロースオリゴ糖です。ガラクトース、アラビノース、キシロース等から構成されるヘテログリカンで複雑な構造したオリゴ糖です。細胞のセンサーである糖鎖と結びつく構造が多くなっていると考えられます。そして、これまでの米ぬかアラビノキシランに比べて低分子です。食物繊維ですが、食べて吸収される大きさになっています。

「食べて吸収される大きさの糖鎖が豊富な低分子米ぬかアラビノキシランです」

Q.糖鎖はどんな役割をしているのですか?

A.細胞を形作っている細胞壁は糖とタンパク質が結合した糖タンパクと糖と脂質が結合した糖脂質で構成されています。糖タンパクは単に細胞壁を構成しているだけでなく、センサーの役割をしていると考えられています。また、このセンサーになっている糖鎖に結びついて刺激を与える役割を持つ糖鎖があります。糖鎖は細胞のコミニュケーションツールといえる存在です。ある情報を書いた手紙、その手紙を受けるポスト、配達先を表す表札の役割を全部糖鎖が行っているのです。また、細胞と細胞を結び付けるなどの様々な働きが研究されています。

「糖鎖は手紙、郵便ポスト、表札となって情報の伝達をし合います」

Q.低分子米ぬかアラビノキシランはどう働くのですか?

A.免疫系細胞の糖鎖センサーに結びついて、ある種の情報を伝える「手紙」の役割をしていると考えられます。細胞の糖鎖センサーに結び付いて、細胞の健康的な活動を維持して抑制されないような働きかけをしているのではないかと予想されます。例えばストレスによって免疫機能が低下したマウスに食べさせると、与えなかったマウスに比べて機能が維持されるという実験結果が出ました。試験管内の実験ではNK細胞、マクロファージに刺激を与えて活性化している結果が出ました。

「ストレスや老化で抑制されがちな免疫などの生理活性を維持する情報を伝えます」

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